鉄骨工事とはいってもどのような流れで鉄骨工事を受注していくかがわからない。
そもそもどのように金額が決まっていくのかがわからない。
そのような悩みを解決できる内容になっています。
今回は建設会社目線ではなくあくまでも鉄工所が鉄骨工事を受注するまでの流れをご紹介していきます。
鉄骨工事までの流れ
建設会社から図面をいただいて鉄骨の骨組みや鉄が使われているような部分をの見積もりを行います。
図面に書いてある鋼材などの寸法を拾い出し鉄骨の数量を算出する。
建設会社は1社だけではなく何社か見積もりをもらい金額を比較して安い所に発注をかける。
ただ安い鉄工所へ発注をするだけではなくお付き合いの長い会社や気心知れたところへ価格の交渉をすることが多い。
最初にもらった図面は設計図の為、施工ができるような図面では無い。
鉄骨が建つように施工図を書き建設会社に提出をする。
施工図をチェックしてもらい承認が得られれば鉄工所は加工に取り掛かっていい。
ここで変更や間違いがあった場合には指摘を頂いて図面の修正を行う。
図面がしっかり承認していないと鋼材を切り出したり溶接を始めて変更になるとすぐに外してやりなおしなんてのは手間と時間がとてもかかり経費が嵩んでしまうのでしっかり図面を承認してもいましょう。
鉄骨を建てていくのは鉄工所から発注した鳶職人の人達。
これまでには建設会社、鉄工所、鳶職人で何度か打ち合わせをする。
鉄骨が建ってしまったらあらかじめ決めた金額を請求してお金をもらう。
追加などの変更があった場合は再見積もりを行い金額を再度決定する。
このように細かな打ち合わせや詳細な工程を書き出すと肯定が何百、何千にもなってしまうので大まかな工程をご紹介しました。
コメント