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鉄骨工事の火打ち材(ひうちざい)とは

鉄骨工事では同じような形状のものでも縦に使うか横に使うかで使用する部材の名称が違います。

柱や梁、プレートなどもどのような位置で使用するかで名称が変わります。

今回は火打ち材(ひうちざい)とはどのようなものかを解説していきます。

火打ち材(ひうちざい)とは

火打ち材は鉄骨の梁などに水平方向に入れる斜材のことを言います。

斜材といっても梁の隅に三角形の空間が出来るように斜材をいれる部材のことです。

これは建物を地震時や強風が吹く場合に水平力を保つ為に設けられたものです。

鉄骨工事では極端に梁の部材が小さかったりしない限りはあまり入れることはありません。

室外機架台などは揺れなどが心配な場合に火打ち材を入れることが多いです。

この火打ち材は躯体に入れる場合にはH形鋼の梁として入れる場合があるので火打ち梁(ひうちばり)と呼ばれることもあります。

火打ち材を入れれば水平力が保てますが見た目や加工手間が増える為鉄骨工事ではあまり入れることはありません。

火打ち材は通常アングルやチャンネルを使用することが多いです。

近年の鉄骨工事では水平力を保つ為には孫梁として中間部分に入れてあることが多いです。

この火打ち材はあくまでも水平方向に梁の端部に斜材としていれると覚えておきましょう。

柱はから梁にかけて出る斜材は方杖(ほうづえ)などの呼び方になる為注意しておきましょう。

鉄骨工事では胴縁や手摺や階段、室外機架台など様々なものを作ります。

この場合に横揺れをしないように入れる斜材を全て火打ち材を呼ぶと覚えておきましょう。

火打ち材の由来

火打ち材は元々火打ち石と火打ち金が由来とされています。

これは時代劇などでご主人が出かける前に奥さんが後ろで厄除けとして火打ち石や火打ち金で火花を起こして主人に願掛けをする儀式です。

昔のドラマなどではこのようなシーンがありましたが現代では見かけることはありません。

この火打ち石が三角形をしていた為、隅に三角形が出来ることから斜材を火打ち材を呼ぶようになりました。

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