建築工事をしていると基礎は必ずコンクリートで固めればなりません。
その際にコンクリートが割れないように下地を作るために異形棒鋼を這わせます。
今回はそんな異形棒鋼を解説していきます。
目次
異形棒鋼とは
異形棒鋼はコンクリートの強度を上げるためにコンクリート中に埋め込む丸鋼のことです。
呼び方は異形棒鋼(いけいのうこう)、異形丸鋼(いけいまるこう)異形鉄筋(いけいてっきん)、鉄筋(てっきん)など様々な呼び方があります。
建設会社の人は鉄筋(てっきん)と呼ぶ事が多いようです。
鉄筋と言われると通常つるつるした普通丸鋼も実は鉄筋と呼ぶことがある為、注意しておきましょう。
この異形棒鋼の特徴は丸鋼の表面に凸凹の突起の節が付いているのが特徴です。
異形棒鋼の発注は鉄骨工事範囲ではない
建築工事では欠かせない鉄筋工事ですが鉄骨工事受注とはまた別になります。
建設会社は鉄筋加工業者に異形棒鋼を支給するため鋼材店に注文をします。
基礎工事が始まるとその鉄筋を這わせてコンクリートを流し込む為の型枠を組んで、コンクリート基礎を作っていきます。
その際には柱脚などとの絡みが出てくる為、打ち合わせが必要になります。
異形棒鋼を作っているメーカー
この異形棒鋼はメーカーによって凹凸の形が違います。
規格はSD295やSD345というのが一般的なサイズになります。
線形の大きさを表すサイズはD10、D13、D16、D19というサイズが基本的です。
この数字は丸鋼のおおよその大きさのを表します。
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