鉄骨工事の切板には様々な名前があります。
今回はブレスシートを解説していきます。
目次
ブレスシートとは
形が特徴的で卵を半分に切ったような形をしています。
水平ブレースの場合は柱から出てるブラケット部分に溶接してブレースを✕(バツ)の形に施工していきます。
本当はブレースシートを言うのが正しいのですが普通はブレスシートを伸ばすに発音することが多いです。
そもそもなぜブレースは必要?
ブレースは建物の耐震性を強くするために取り付けられます。
ブレースがあることによって自身などの横の揺れに建物にかかるチカラを分散させる役割があります。
建物の平常時には柱と梁がお互いに引っぱりあって建物を支えておりブレース自体はあまり意味が無いように感じます。
しかし自身などの揺れが発生した場合には横用方向にかかるチカラがものすごいものになります。
通常の柱と梁ではすぐに変形して曲がってしまい倒壊の恐れがあります。
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ブレスシートは既製品がある
ブレスシートには厚みがt4.5やt6などの既成品が存在します。
基本的に梁のコーナー部分に設置するため同じような形のブレースシートを使うことが多いです。
形が収まらない場合には切板で注文を入れて切断してもらいます。
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