鉄骨工事のPH階とは

鉄骨工事に関わらず工事用語では様々な略語を使い会話が飛び交います。

特にアルファベットの2文字や3文字といった言葉は英語表記の頭文字を取ってあることがほとんどです。

今回はマンションなどの階数の多い階にはPH階といった部分が存在します。

PH階はどのような略でどのような用途で使われるのかを解説していきます。

目次

PH階とは

PH階はPent House(ペント ハウス)の頭文字取ったものでそのまま(ピーエイチかい)と呼びます。

そもそもペントハウスとはマンションやホテルなどの最上階に設けられた特別仕様の住戸のことを言います。

たまにお金持ちがマンションの屋上などのルーフバルコニーでバーベキューなどをしているのをテレビなどで見ることがあります。

そのルーフバルコニーと接続している部屋をPH階と呼ぶのです。

PH階には様々な用途がある

Pent Houseを略していますが建築現場では屋上から小さい部分が突き出している部分は全てPH階と呼ぶことが多いです。

その用途はエレベーター室、階段室、換気設備、機械室、給水タンク置き場など屋上に上がる為に設けられる建屋だったり、必要設備の保管庫のような用途でも使われます。

工事を行う上ではその全てをPH階と呼びます。

塔屋(とうや)といったりもする

日本語では塔屋(とうや)と言ったりもします。

実際に塔屋はペントハウスと違い先ほど説明したように必要設備の為の建屋で住戸以外のものを指すことが多いです。

しかし図面にはどのような用途でもPH階といった表記がされており用途で使い分けをしている訳ではないようです。

会話の中でPH階や塔屋といった言葉が出てきても同じ意味なんだということ覚えておくだけでスムースに打ち合わせなどが進むので覚えておきましょう。

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この記事を書いた人

鉄鋼商社に勤務する営業マン。
鉄骨工事などを請け負い鋼材を扱って16年目。
鋼材を扱うと専門用語が多すぎて何をいっているかがわからなかった新人時代があり、そんな素人でもわかりやすいように解説します。
誰でもわかりやすく鉄骨工事のことをサクッと調べられるようなブログを運営していきます。

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