鋼材知識– category –
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図面に表記されているCTとは
鉄骨工事で使用する鋼材でCTという表記があります。これはCT(カットティー)と呼びます。 CT(カットティー)とは CT(カットティー)とはH形鋼のフランジ部分を半分に切断してTの文字にした鋼材のことです。 CTと記載されていればわかるので... -
鉄骨工事の壁下地材で使うC形鋼とは
鋼材の規格でC形鋼という種類の鋼材があります。 壁の下地などにはこのC形鋼が主に使用されます。 今回はC形鋼についてわかりやすく解説していきます。 C形鋼とは Cの形であれば溝形鋼も同じように断面はCの形をしていますが唯一わかりやすい違いが... -
鉄骨工事で使うフィラープレートの役割とは
鉄骨をしていて厚みの違うH形鋼を接合する際に隙間が生じてしまいます。 そんな時は厚みを調整する為にプレートを入れ、同じような厚みにします。 フィラープレートとは スプライスプレートでジョイントする際にフランジの厚みがお互いが違った場合に厚み... -
鋼材のBHとは
BHとはビルドエッチの略でH形鋼を鉄板を溶接して組み合わせてHの形に作る鋼材のことです。 ビルドエッチはビーエッチと呼ばれることも多いです。 BHとは? BHは通常のH形鋼にウェブとフランジの厚みの規格が無い場合に使われることがあります。 ... -
鋼材加工に使う開先とは
鉄骨工事は鋼材を切断し、鋼材同士を溶接して骨組みを作ります。 その際には溶接の基準などがあり、溶接に対して前加工をする必要があります。 今回は鋼材に行う加工で開先(かいさき)を解説していきます。 開先とは 開先とは溶接する部分をカタカナのレ... -
鉄骨のH形鋼に加工するスカラップとは
スカラップとはH形鋼のウェブ面に溶接や裏あての邪魔にならないようする為に施す加工です。 H形鋼は開先とスカラップは同じ機械で加工を行います。 スカラップは鋼材に加工する際に欠陥を無くすために切欠く加工を全般的に言うのですが建築鉄骨に関して... -
高炉と電炉の違いは?
鋼材を扱っていると必ずこの質問を頂くことがあります。高炉材と電炉材と呼ばれるものは鋼材を作る原料が違います。 高炉材とは 高炉で作られる鋼材は鉄鉱石を使って主に作られる鋼材です。詳細にはコークスや石灰石などを一緒に入れて溶かしたりするので...