鋼材を扱っていると同じような形状の鋼材を良く目にすることがあります。
今回はH形鋼にも似ているが少し形状の違うI形鋼(あいがたこう)を解説していきます。
目次
H形鋼とI形鋼の違い
H形鋼はウエブとフランジは基本的に一定の厚みです。
それ以外はほぼH形鋼に似ています。
Iの形をしていると言う人もいますが横に倒せばHの形になるじゃんってツッコミどころ満載に思ったかたも多いのではないでしょうか?
I形鋼、Iビームの使用用途
I形鋼はホイストクレーンのクレーンガーターとして使われることがあります。
工場などの大きなホイストクレーンのガーターではなく個人で使うような小型のホイストクレーンのクレーンガーターに使われることがよくあります。
H形鋼は梁に使う通常の縦使いや耐風梁などに使う横使いなど鉄骨工事では様々な用途で使用されます。
しかしI形鋼はクレーンガーターなどに使われることが多くIの形のまま使わないと強度が出ません。
I形鋼は鉄骨工事などに頻繁に使われることは無く、鋼材店などにもとりわけ多くおいてあるものではありません。地方の鋼材店などにはほとんど在庫が無いのが現状で首都圏の鋼材店から取り寄せてくることが多いです。
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