鉄骨工事で使うフィラープレートの役割とは

鉄骨をしていて厚みの違うH形鋼を接合する際に隙間が生じてしまいます。

そんな時は厚みを調整する為にプレートを入れ、同じような厚みにします。

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フィラープレートとは

スプライスプレートでジョイントする際にフランジの厚みがお互いが違った場合に厚みにズレが生じます。

ジョイント部分は板同士の接着面をしっかり確保していないといけない為、その隙間を埋める為に使用される鉄板です。

この隙間は1mm以下でないといけません。

この隙間を肌すき、肌かいといいます。

様々な場所で使われるフィラープレート

鉄骨工事をやっていると全ての高さが上手に合ってくれば現場で手直しなどが無いので工事がスムーズに進むのですが途中で変更になったりするのでそうはいきません。

柱のベースプレートの高さは合っているものの間柱の高さが合わない場合にはベースプレートの下に鉄板を敷いて高さを調節しないといけません。

そのような場合に使用するのもフィラープレートといいます。

鉄骨工事で隙間を埋める板は全てフィラープレートと呼ぶ事を覚えておきましょう。

フィラープレートは略してフィラーと呼ばれることが多いです。

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この記事を書いた人

鉄鋼商社に勤務する営業マン。
鉄骨工事などを請け負い鋼材を扱って16年目。
鋼材を扱うと専門用語が多すぎて何をいっているかがわからなかった新人時代があり、そんな素人でもわかりやすいように解説します。
誰でもわかりやすく鉄骨工事のことをサクッと調べられるようなブログを運営していきます。

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