鉄骨工事で使用する鋼材でCTという表記があります。
これはCT(カットティー)と呼びます。
目次
CT(カットティー)とは
CTと記載されていればわかるのですがたまにHといった表記がされていることがあります。
Hと書いてあってもそのような規格が無いのでCTだと気付くことが重要になります。
例えば
H形鋼 200x100x5.5x8のCTだった場合に下記のような表記となります。
CT 100x100x5.5x8となります。
ここで例題です。
150x150x6.5x9と記載されてある場合はどのサイズのCTになるでしょうか?
正解はH300x150x6.5x9
フランジの幅だけで判断してしまうとH194×150と間違ってしまうことがあるので注意が必要です。
H194x150x6x9はウェブの厚みが違う為注意しておきましょう。
CTはサイズで判断しにくい
CTやHといった表記がある際にしっかりウェブ面とフランジ面の厚みをチェックしてどのようなH形鋼を切断して作っているのかを把握して発注することが大切です。
しかも均等に半分切であれば一回の切断に2本のカットTを使用することが出来ますが、ウェブの長さが違うものであればH形鋼1本に対してカットTも1本しか作ることができないので残りのカットTはスクラップになってしまします。
製品金額としても残材分は製品代に乗っかってくるため金額も高くなります。
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