鉄骨工事のパラペットとは

鉄骨工事ではパラペットという言葉がよく出てきます。

一般的には屋上に設置してある膝までの壁のことを言います。

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パラペットの役目

パラペットは屋上の膝や腰までの壁のことを言います。(画像左)

これは転落防止や防水の役割をはたすことが多いです。

防水用のパラペットは基本的に30cm以上必要です。

店舗などのパラペットは看板の下地などにも設置することがあります。(画像右)

パラペットの呼び名

パレペットは胸壁(きょうへき)や扶壁(ふへき)と呼ぶことがあります。

鉄骨工事ではあまりこの呼び方はしませんが、たまにこのように呼ぶ人がいます。

鉄骨工事ではこのパラペット部分は胴縁工事の一部として扱われます。

RC(鉄筋コンクリート造)ではない限りはC形鋼を使って組んでいることが多いです。

胴縁工事なのですがパラペットという言葉が出た場合には屋上の壁部分や看板下地材だと考えてもかまいません。

パラペットは元々防壁を指していた

戦時中などに銃弾を防ぐために壁を作っていた部分もパラペットといったりします。

銃撃戦になる際に腰までの盛土などもパラペットと呼んだりします。

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この記事を書いた人

鉄鋼商社に勤務する営業マン。
鉄骨工事などを請け負い鋼材を扱って16年目。
鋼材を扱うと専門用語が多すぎて何をいっているかがわからなかった新人時代があり、そんな素人でもわかりやすいように解説します。
誰でもわかりやすく鉄骨工事のことをサクッと調べられるようなブログを運営していきます。

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