小梁用のスタンション取り付けプレート

鉄骨工事では高所で作業を行う為、安全仮設材は必ず必要になってきます。

その中でもスタンション(親綱支柱)は必ずといっていいほど取り付けなければいけません。

安全帯と取り付ける為だったり、親綱を掛けて梁の上を移動できるようにする為に必要です。

鉄骨工事では規模が小さい物件もあり、その場合には鉄骨部材も小さくないります。

梁が小さい場合にはスタンションを固定する為のフランジの挟まみ込む幅が小さくて使用するのが難しく、その場所にはスタンションが使用できませんでした。

特にH形鋼の100x100x6x8や125x125x6.5×9などを使用する場合にはスタンションを取り付けるフランジ幅が狭くて取り付けることができませんでした。

スタンションを固定するネジ部分が梁に掛からないともちろん外れる可能性があり、掛かり切っていないと転落などの災害が起こった場合にスタンションごと外れて落下してしまう危険性もあります。

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小梁用スタンション取り付けプレート

小梁用のスタンションを取り付ける専用プレートが存在します。

これは小梁とスタンションの間にプレートを取り付けてしっかり固定する金具になります。

まずこのプレートは鍵爪状になっており、とても設置しやすくなっています。

プレートの真ん中に磁石が付いており、取付時に簡単に落ちることもありません。

これを使用するだけで小梁にスタンションが取りつかないといった問題を解決することができます。

このような便利な器具があれば今後紹介していきます。

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この記事を書いた人

鉄鋼商社に勤務する営業マン。
鉄骨工事などを請け負い鋼材を扱って16年目。
鋼材を扱うと専門用語が多すぎて何をいっているかがわからなかった新人時代があり、そんな素人でもわかりやすいように解説します。
誰でもわかりやすく鉄骨工事のことをサクッと調べられるようなブログを運営していきます。

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