鉄骨工事に使う山形鋼(アングル)とは

目次

山形鋼(アングル)とは

鋼材の山形鋼(アングル)とはLの形をしている形状の鋼材です。

両方の辺が同じ長さの物を等辺山形鋼といいます。

片方の辺がそれぞれ違う長さのことを不等辺山形鋼といいます。

基本的には等辺山形鋼を「アングル」と呼ぶ事が多くLの形をしているので「エルアングル」と呼ぶ人もいます。

不当辺山形鋼は「ふとうへんアングル」と呼ぶ事が多いです。

アングルの用途

アングルは鉄骨工事では細かく切ってアングルネコと呼ばれるつなぎ材に使用します。(写真:左)

短く切ることでネコ材として使用でき機械で切断して穴あけを行うので量産しやすいといったメリットもあります。

ブレースなどの耐震用にアングルを使用することも多くあります。(写真:右)

鉄骨工事でのブレースは丸鋼ブレースを使用することが多いのですが、柱材などの部材のサイズを少し小さくして鉛直ブレースをアングルにしてある物件もあります。

壁ALCを貼る際にもを大量に使用します。

鉄骨工事では壁の下地と言えばC形鋼で胴縁を組んでいきますがALCの厚みが100mm以上になると鉄骨にアングルを固定してALCを貼っていきます。

側溝なのどのでグレーチングをはめる為にアングルで枠などを制作する場合などもよくあります。

アングルは設備関係の部材などでは多岐にわたって使われます。

t/単重
320200.885
325251.12
330301.36
530302.16
340401.83
540402.95
450503.06
650504.43
665655.91
675756.85
975759.96
865657.66
12757513
790909.59
710010010.7
10909013.3
1010010014.9
13909017
1310010019.1
913013017.9
1213013023.4
1513013028.8
1215015027.3
1515015033.6
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

鉄鋼商社に勤務する営業マン。
鉄骨工事などを請け負い鋼材を扱って16年目。
鋼材を扱うと専門用語が多すぎて何をいっているかがわからなかった新人時代があり、そんな素人でもわかりやすいように解説します。
誰でもわかりやすく鉄骨工事のことをサクッと調べられるようなブログを運営していきます。

コメント

コメントする

目次