鉄骨工事柱のベースプレートとは

鉄骨工事は柱を建てることから始めていきます。

地面と一番最初に設置する面がベースプレートです。

ベースプレートと解説していきます。

目次

ベースプレートとは

ベースプレートとは柱に付くアンカーボルトと取り合う部分の切板のことをいいます。

建物の重さを支える足元になるのでとても大事になる部分です。

鉄板を切断してアンカーボルトの孔を空けて鉄工所へ納品します。

鉄骨工事の中で一番厚みが厚く強い鉄板を使用するのが普通です。

中小物件ではSN490Cの材質の板を使用することがほどんどです。

大型案件になってくるとベースプレートの厚みも厚くなり、TMCP鋼という板を使用することが多くなってきます。

全てのベースとなる板

鋼材でのベースという言葉は全ての元になるといった意味をもちます。

鋼材単価もベースの価格を元に金額が決定されていきます。

製作の際にもベースプレートと柱材の溶接箇所はしっかりした検査があり、検査をクリアしないと不良製品とみなされて溶接のやり直しをしなければなりません。

既成の柱脚の場合にはベースプレートまで支給

ハイベース、ベースパック、ISベース、ジャストベースなどの既成柱脚の場合にはベースプレートを支給するまでがその柱脚工事のに入っています。

ベースプレートは鉄骨制作会社で手配する必要はありません。

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この記事を書いた人

鉄鋼商社に勤務する営業マン。
鉄骨工事などを請け負い鋼材を扱って16年目。
鋼材を扱うと専門用語が多すぎて何をいっているかがわからなかった新人時代があり、そんな素人でもわかりやすいように解説します。
誰でもわかりやすく鉄骨工事のことをサクッと調べられるようなブログを運営していきます。

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