鉄骨加工で使うリブプレートとは

鉄骨工事では切板(きりいた)を様々な箇所に溶接をします。

その切板は形や用途によって様々な呼び名があります。

本日はリブプレートを解説していきます。

目次

リブプレートとは

リブプレートは一言でいうと補強材として溶接される板のことです。

小梁などにはH形鋼にガセットプレートを付けてジョイントしていきます。

ジョイント部分にはH形鋼が取りつくのでどうしても受けている梁には荷重がかかります。

鉄も固いとはいえチカラがかかるとどうしても曲がったり破断してしまう可能性があります。

そんなときにはガセットプレートとは反対側に補強として付けるのがリブプレートです。

リブプレートは他にも補強として使う板には様々な用途があります。

鉄骨工事では柱のベースプレート部分に補強として溶接する鉄板もリブプレートと言います。

鉄骨工事ではリブと呼ぶ

このリブプレートは略してリブと呼ぶことが多いです。

現場で鉄板を溶接する際に補強としてリブを入れてほしいといった会話を耳にすることがあります。

補強板を入れるといった解釈をしておきましょう。

リブ(rib)や肋骨といった意味を持ちます。

建築では平たい部分に直角に付ける板と覚えておいてもいいでしょう。

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この記事を書いた人

鉄鋼商社に勤務する営業マン。
鉄骨工事などを請け負い鋼材を扱って16年目。
鋼材を扱うと専門用語が多すぎて何をいっているかがわからなかった新人時代があり、そんな素人でもわかりやすいように解説します。
誰でもわかりやすく鉄骨工事のことをサクッと調べられるようなブログを運営していきます。

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