鉄骨加工のネットフックとは

鉄骨加工を行うにあたって安全仮設材を取り付ける為の金具も溶接をしなければなりません。

その安全仮設材で水平ネットと呼ばれる落下防止の網があります。

鉄骨工事は高所での作業になるので人が落下する可能性やボルトや工具が落下する可能性があります。

大事故に繋がらないためにも安全ネットを貼る必要があるのです。

その安全ネットを貼る為のフック材を紹介してきます。

目次

ネットフックとは

ネットフックとは鉄骨の梁に付ける安全ネットを取り付ける為の金具です。

梁を貼る際にしたフランジの内側に溶接していきます。

ネットフックはアルファベットのUの形をしたもの細いボルトを建ててネットが引っかかるようにするものまであります。

建設会社にうよっては指定がある場合と、特に指定が無く、取り外しがしやすいものが良いといった意見など様々です。

ネットフックのピッチは1m~2mくらいで溶接してくことが多いです。

ネットフックは取り外しができるものもあります。(画像)

取り外しの手間などを考えると鉄骨というのは屋根や壁で隠れてしまう為、溶接してあることが多いです。

安全ネットは鉄骨工事を請け負いでは基本的に取り付けまでは工事範囲の中に含まれます。

ネットフックのサイズ

ネットフックは一般的にはφ9やφ13をアルファベットのUの形に曲げたものが多いです。

基本的には同じサイズを溶接して付けていきますがUの形のRが大きくなりすぎるとフランジの幅が足りずに取付が困難になってしまうこともあるので出来るだけ簡易的に取り付けられてるようなサイズにしなければなりません。

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この記事を書いた人

鉄鋼商社に勤務する営業マン。
鉄骨工事などを請け負い鋼材を扱って16年目。
鋼材を扱うと専門用語が多すぎて何をいっているかがわからなかった新人時代があり、そんな素人でもわかりやすいように解説します。
誰でもわかりやすく鉄骨工事のことをサクッと調べられるようなブログを運営していきます。

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