鉄骨工事で使用する鞘管(さやかん)とは

鞘管(さやかん)とは配管などを通す際にあらかじめ付けておく少し大きな径の管のことを通常鞘管と呼びます。

鉄骨工事で使用する鞘管は仮説手摺を取り付ける為に梁にあらかじめ付けておくソケットの役割をする丸パイプです。

丸パイプのφ60.5×2.3のサイズを150~200mmくらいに切断して一定の間隔で溶接で取り付けていきます。

仮設手摺の横の長さは調節がある程度きく為、おおよそ1500mm~2000mmくらいの長さで一定間隔で取り付けていきます。

鉄骨工事で鞘管を付けるのは階数が多くなって、側面の落下防止に付けられる仮設手摺を建設会社の指示で取り付けを行います。

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鉄骨工事で鞘管取り付け指示

鉄骨工事というのは2階や3階のようにフロアが高くなって鉄骨を概ね組み終わってデッキプレートまで敷きおわるとその後様々な業者が入ってきます。

壁を張るまでは中で作業を行う人が落下してしまう可能性があります。

そんなときには落下しないように仮設手摺を付けます。

その仮設手摺を取り付ける為にあらかじめ鉄骨梁に鞘管を取り付けておいて仮設手摺を取り付けるソケットにします。

工事現場ではラージテッスルをいう仮説手摺を使うことが多く、鞘管取り付けは建設会社から指示があるので取り付けるようにしましょう。

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この記事を書いた人

鉄鋼商社に勤務する営業マン。
鉄骨工事などを請け負い鋼材を扱って16年目。
鋼材を扱うと専門用語が多すぎて何をいっているかがわからなかった新人時代があり、そんな素人でもわかりやすいように解説します。
誰でもわかりやすく鉄骨工事のことをサクッと調べられるようなブログを運営していきます。

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