鉄骨工事で使う電動工具のインパクトとは

建築現場では様々な工具を使用します。

今回は鉄骨工事で多く使用される電動工具のインパクトについて解説していきます。

目次

インパクトとは

鳶職人がよく口にしているインパクトとはインパクトレンチのことです。

インパクトレンチは胴縁などのネジの頭部分が六角になっている六角ボルトを締める際に多く使用することが多いです。

インパクトレンチは同じ形をしたインパクトドライバーと間違われがちですがインパクトドライバーは先端部分がドライバーになっておりビスなどのネジを回す際に使われます。

インパクトレンチとシャーレンチの違い

インパクトレンチ

  • インパクトレンチは打撃によってネジを回し締め付けを行っていきます。
  • 胴縁などのボルトに使用することが多い。
  • バッテリー充電式が主流

シャーレンチ

  • シャーレンチはモーターの回転のみでボルトを回していきます。
  • 鉄骨本体に使用する高力ボルトを締めこむ際に使われます。(高力ボルトを別名シャーボルトとよぶのでシャーレンチなんですね)
  • 締付けにはかなりのチカラが必要なので電源式が多い。

まとめ

鉄骨工事では通常はボルト接合で組み立てることが多く、ボルトの種類によってその電動工具も変わってきます。

同じ工具で全てをまかなえればいいのですが使用箇所などによって使い分けなければいけません。

一言でレンチといっても種類があるので覚えておきましょう。

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この記事を書いた人

鉄鋼商社に勤務する営業マン。
鉄骨工事などを請け負い鋼材を扱って16年目。
鋼材を扱うと専門用語が多すぎて何をいっているかがわからなかった新人時代があり、そんな素人でもわかりやすいように解説します。
誰でもわかりやすく鉄骨工事のことをサクッと調べられるようなブログを運営していきます。

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