鉄骨工事で使用する安全帯の高さの基準は

鉄骨工事では高所での作業がメインなのでフルハーネスという安全帯の使用をしなければいけません。

全員がフルハーネスで仕事をしていればいいのですが管理を行う下請け会社の人や一部の人が胴ベルトの安全帯を使用しています。

今回は安全帯の胴ベルトとフルハーネスの違いについて解説していきます。

目次

安全帯の高さ基準

6.75mを超える箇所ではフルハーネスを使用しなければいけません。

2m以上で作業床が無い箇所、作業床の端、開口等で囲い手摺等の設置が困難な箇所でもフルハーネスを使用しなければなりません。

鉄骨工事では作業床なんてものは無いので鉄骨に昇る人はフルハーネスを使用しなければいけません。

6.75m以下もしくは複数階がある工事でコンクリートを流し込んで床が出来上がった段階であれば胴ベルトでもいいですが鉄骨工事は端で作業することが多いためフルハーネスを使用しましょう。

安全帯の名前は変わっている

2018年に出している厚生労働省が出している改正のガイドラインにはこう書かれています。

このように今では墜落制止器具という名前で呼ばなければいけませんがこれは全く浸透しておらず安全帯という名称でよんでいる人が大半です。

墜落制止器具を呼んでいる人はまだ一人も出会ったことがありません。

安全帯という呼び方は今後も続くでしょう。

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この記事を書いた人

鉄鋼商社に勤務する営業マン。
鉄骨工事などを請け負い鋼材を扱って16年目。
鋼材を扱うと専門用語が多すぎて何をいっているかがわからなかった新人時代があり、そんな素人でもわかりやすいように解説します。
誰でもわかりやすく鉄骨工事のことをサクッと調べられるようなブログを運営していきます。

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