鉄骨工事を行う上で建設会社に用意してもらう安全仮設材などは必須なので手配をかけてもらいます。
その他にも鉄骨工事では、これがあれば便利だなという仮設材があります。
今回は一坪倉庫について解説していきます。
一坪倉庫とは
鉄骨工事は外の作業なので雨が降った場合には全ての道具が雨ざらしになってしまいます。
その際に雨に濡れてはいけない物などは一坪倉庫を置いて管理します。
現場事務所などにも一時的に資材や工具などは置くことができますが現場事務所が常に近ければいいのですが基本的には現場から遠い場所にあるので荷物を持っての行き来がとても大変になり、効率も悪くなってしまいます。
そんなときには一坪倉庫を現場近くに置いて荷物を置くようにします。
一坪倉庫はクレーンで移動させることが出来るので鳶職人が自分達の好きな場所に置いて管理することができます。
一坪倉庫ってどのくらいの大きさ?
一坪と聞いてもピンと来ない人も多いと思います。
現場に何度も出ている人であれば目にする機会も多いのですぐにピンとくるでしょうが実際にはどのくらいなのでしょうか?
一坪=3.31㎡=約2.14畳
一坪の基準はこの大きさですが一坪倉庫に関してはメーカーによってまちまちでおおよその値で作られています。
倉庫の中には簡易的な棚が作られており空間を大きく使えるように工夫されています。
主に一坪倉庫に入れておくもの
このように雨などに濡らしてはいけないが使う頻度は多い資材などはいちいち現場事務所に行ったり来たりするととても効率が悪く時間もかかってしまう物などは一坪倉庫に入れておきます。
こうすることで工事全体がスムーズに進みますしみんなが喜ぶ仮設道具です。
現場にフォークリフトがあればフォークを入れる隙間もある為移動は出来ます。
一坪倉庫は案件規模による
そもそも小規模案件で現場事務所が近かったり、一坪倉庫を置くことで効率が悪くなったりする場合もあります。
設置しても何度も動かす必要があったりするとそもそも必要性が無かったといった場合もあります。
やはりある程度規模が大きな物件で現場事務所や倉庫が遠い場合などは建方打ち合わせ時に一坪倉庫を用意してもらえるかを建設会社としっかり打ち合わせを行い手配してもらうようにしましょう。
一坪倉庫というのは必ずしも必須ではない為打ち合わせ時点で忘れがちな仮設材です。
手配してもらうととても便利で無いことで後悔することもたまにあります。
建設会社には案件規模で打ち合わせ時に話を出してみるのも一つかもしれませんね。
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