鉄骨工事を行っていると必ず出てくるデッキプレート、2階、3階とフロアがある建物に関しては必ずデッキプレートを張ってコンクリートを流し込んでフロアを造っていきます。
デッキプレートにも様々な形のものがありその名前で用途も異なってきます。
今回は中小物件で良く使用する合成デッキとフラットデッキの違いに付いて解説していきます。
目次
合成デッキ

合成デッキは一番使われるデッキプレートの形です。
表面に凹凸が付いており敷き込んでスラブを流し込みます。
コンクリートが固まって1階からの天井の見た目が悪いからと言ってデッキプレートを剥いだりしてはいけません。
このデッキプレートはデッキに刻まれた凹凸にコンクリートが入り込みしっかりと合成することでスラブの強度が保たれるように構造計算や設計を行っています。
デッキとコンクリートがあって初めてフロアとして認められるものなのです。
フラットデッキ

フラットデッキはあくまでも床を張る為にスラブを流し込む際の型枠の役割を果たします。
1階から天井をむき出しにする場合など意匠的に綺麗に見せたい場合などはフラットデッキを使用して後からフラットデッキを撤去してスラブを見せるような仕様にすることも多々あります。
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