鉄骨工事のデッキ受けとは

鉄骨工事で階数が多くなると必ずデッキプレートを敷いていかないといけません。

そのデッキプレートを敷いていくのは鉄骨の梁の上です。

今回は鉄骨工事に出てくるデッキ受けと呼ばれるものを解説してきます。

目次

デッキ受けとは

デッキ受けとは梁にデッキプレートを受ける為に付けられたプレートのことです。

基本的には梁にジョイントが来る場合にボルトが出ていてデッキを貼れないときにデッキプレートを受ける為にフランジに平鋼を羽のように取り付けます。

デッキ受けはウェブに取り付ける場合もあります。

デッキプレートというのはコンクリートを流し込まないといけないので基本的に斜めにつくことはありません。

梁の高さが違う場合などにはデッキ受けをウェブ面に溶接してつけることもあります。

ウェブ面に取り付ける場合にはアングルを溶接して取り付けることが多いです。

デッキが掛かる面

デッキプレートというのはフランジ面に50mmの掛かりが必要とされています。

フランジ面にデッキ受けを溶接して付ける場合にには平鋼6×50、もしくは平鋼6×65をくらいを使用することが多いです。

アングルでも掛かりが50は無いといけないので幅が50以上のものを溶接することが多いです。

まとめ

デッキ受けと言われたときにはデッキプレートが張れないからデッキを受ける為に鉄骨にプレートやアングルを取り付けるということを覚えておきましょう。

「デッキ受けがいる」といった言葉が出てきた際には図面を確認してデッキの張る位置やデッキを敷き込む割付を確認してデッキ受けの取り付けの打ち合わせを行いしましょう。

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この記事を書いた人

鉄鋼商社に勤務する営業マン。
鉄骨工事などを請け負い鋼材を扱って16年目。
鋼材を扱うと専門用語が多すぎて何をいっているかがわからなかった新人時代があり、そんな素人でもわかりやすいように解説します。
誰でもわかりやすく鉄骨工事のことをサクッと調べられるようなブログを運営していきます。

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