建築工事では図面上で必ず柱芯にX軸とY軸に数字が振り分けられています。
その数字を通りとして電話などでは会話を行ったり、工区を分けて日程や搬入などの計画を行ったりします。
これは鉄骨工事をする上では鳶職人や方面を示す場合などに良く使われる用語です。
電話などで詳細に説明が必要な場合であればX何通り、Y何通りをいった説明が必要ですが数字が大きい方向などのわかりやすい説明であれば老番、若番で説明するといいのです。
老番、若番は図面での大きなくくりの中で会話する場合などに良く使われています。
目次
老番、若番を使うタイミング
鉄骨工事では現場を把握する為にまずは図面と現場を頭に入れてどの順番で建てていくかを検討します。
そこで○○通りなどの通りまで把握できれは一番いいのですが大きな流れや老番と若番が分かっていればある程度の打ち合わせなどが出来ます。
そうすることによって梁にを逆に取り付けてしまうといったことを防ぐことができます。
小梁などに関してもガセットプレートにのどちらから当ててジョイントするかというのは図面を把握している親方だけだったりします。
その際にも老番当て若番当てといった梁を当てる方向を口頭で伝えることができます。
コメント