鉄骨工事を請け負っていたり、鋼材を扱っていたりすると「ドブメッキを業者へ依頼してほしい」や鉄骨工事の中にドブメッキ部分があるため、金額、納期などの打ち合わせが生じます。
建築と分野はとても景気に左右されやすい業種で景気が悪いと建築物件というのは少なくなります。
高度経済成長期の日本なんていうのは建築ラッシュで土地の値段も軒並み上がり、建築に携わる業者も最高に設けた時期だと聞いています。
仕事の景気判断
仕事をしていると沢山の業者が営業に訪れます。
自分の会社が忙しいのか?それともあまり忙しくないのか?は自分の肌感覚でしかわかりません。
世間は忙しそうだが自分の案件受注率は少ないのではないか?
みんな忙しくしているが単月で売上目標に達していないなんてこともあります。
メッキ業者との会話
ドブメッキ業者ももちろん忙しいときとそうでないときがあります。
やはりメッキを頼む業者に営業を掛けます。
建築が重量が多く金額も大きい為、やはり大きな案件を受注したいと意気込んできます。
そんな中面白いことを聞きました。
通常ドブメッキというのは白い表面でピカピカしており、いかにもメッキを施した見た目です。(画像左側)
ドブメッキの中でも見た目を重視するデザイン性にとんだ鉄骨を設計する人もおられます。
そのメッキはドブメッキをしたあとにリン酸塩処理という加工を行うことでメッキ部分が黒くなってとてもカッコイイ見た目になります。(画像右側)
ドブメッキにひと手間加えますので金額もそれなりに高くなります。
傷などが目立つため輸送や施工にも最新の注意を払い進めていかなければならない商品となります。
メッキ業者も忙しく日本全国忙しい場合にはドブメッキは通常の白っぽいピカピカしたメッキが流通します。
一方やはり一年間の間に暇な時期や年単位で景気の波にもまれて売上が乏しいときには決まってリン酸塩処理の黒いメッキが多く発注があるそうです。
普通に考えてみても景気が良い場合はもちろんみんなが儲かっているので建築にお金をかけてリン酸塩処理にしそうですが景気が良いときには安い白いメッキ、景気が悪いときには高い黒いメッキの発注が多いそうです。
これはメッキ業者が話の種で言ってくれたことかもしれませんが、景気判断の一つの指標になるかもしれません。
あくまでも一業者が言っただけなので話の種に使ってもらえると嬉しいです。
信じるか信じないかはあなた次第
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