工事における出来高(できだか)とは

鉄骨工事に関わらず建築工事は仕事を完工するまでに長い時間を要します。

そんなときは工事の進捗状況に応じて出来高を請求してお金をもらうことができます。

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出来高(できだか)とは

出来高とは工事の進捗状況や完成度に応じて請求が出来て、支払いをしてもらうことをいいます。

鉄骨工事でいえば工事の途中でお製作などが終わっていれば何割かの支払い請求をさせてもらうことです。

鉄骨工事は鉄工所が材料を発注してから実際に鉄骨を建てだすまでの何ヶ月もの歳月がかかることが多々あります。

鉄骨の規模が大きくなればなるほど数ヶ月単位で製作がかかる為、従業員の給料や工場でかかる経費などの支払いも行わないといけません。

そんなときには月末などの建設会社の締日に合わせて契約金額のパーセンテージで請求を起こして支払いをしてもらいます。

例えば工場製作はほとんど終わってしまって、あとは鉄骨を建てるだけになっている場合などは契約金額の60%~70%を請求したりします。

このことを出来高請求(できだかせいきゅう)といったといったりもします。

出来高は元々は株の取引き

出来高という言葉は元々、株取引で売り注文と買い注文が1日で成立した数量のことを出来高と呼びます。

株の売買量が多ければ市場の加熱感などが分かる指標として用いられることが多く、流通量や指標として用いられるのが出来高の数量なのです。

株式市場は1日や5の倍数になる五十日(ごとうび)と呼ばれる日数、月末などで換算されることが多いです。

このように切りのいい数字の日数を基準にどれだけ売買されたかを見る指標のことを出来高とよんでいます。

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この記事を書いた人

鉄鋼商社に勤務する営業マン。
鉄骨工事などを請け負い鋼材を扱って16年目。
鋼材を扱うと専門用語が多すぎて何をいっているかがわからなかった新人時代があり、そんな素人でもわかりやすいように解説します。
誰でもわかりやすく鉄骨工事のことをサクッと調べられるようなブログを運営していきます。

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